当クラブのHP・ブログ等によりお知らせしていますが
1月30日(土)実施予定としていた「日本漢字能力検定」を中止いたしました。
この検定に申し込んでくださったたくさんの皆様にお詫び申し上げます。
大変遅くなりましたが、
愛ランドあさひが中止を決定するに至った経緯を少し説明させていただきます。
今年は新型コロナウィルス感染症の影響で、
市内では、小中学校が休校し公共施設も休館になり、全てが再開されたのは6月からでした。
この苦しい経験から、学校を止めないため、スポ少や部活動などいつもの仲間とのスポーツ活動を止めないため、
利用する皆様にもご協力をお願いしながら感染対策に取り組んできた7か月でした。
マスクの着用、健康チェック、手洗い、3密の回避、練習の工夫、大会の人数制限、参集規模の縮小、館内の消毒、用具の消毒……
イベント・教室を計画する時には、
どうすれば安全に参加者を迎えられるか、感染のリスクを回避できるやり方はないか、何度も話し合います。
漢字検定もそうでした。
愛ランドあさひの漢字検定には、毎年120名を超える方が申し込んでくださいます。
市内の9割にもおよぶ小中高校の児童生徒さんから70代の方までが集まります。
感染対策のために、はじめて定員を設け、教室のレイアウトや席の配置を変え、
密を回避するため受検者の保護者の皆様に入館規制をお願いし、誘導・感染対策のスタッフを増員し、
消毒・換気の準備をし、何度も当日の動きをシミュレーションしてきました。
ところが、冬になると、新型コロナウィルス感染症は想像をはるかに超えた勢いで感染拡大し、
いつ近くで感染が起きてもおかしくないのだということを痛感しました。
このような状況下で、消毒が行き届かなかったら、換気が不十分だったら、知らずにウィルス持ち込むことがあったら…
万が一感染が発生してしまったら、その影響は計り知れないものになります。
職員と有識者で何度も対策を話し合いましたが、感染のリスクを防ぎきれるものではなく、中止の決定に至りました。
想定が甘かったと言われれば、返す言葉も見つかりません。
この検定を目標に努力を続けてきた皆様、その努力を励まし支えられたご家族、
今年度の漢字検定を実施できなかったことは誠に申し訳ありませんでした。
何とぞ、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
なお、検定料の返金などの対応を取らせていただきますので、
ご自宅に送らせていただいた文書をご確認いただき、2月1日以降お手続きをお願いいたします。